バカ(馬鹿)の語源は諸説あるが、なかでも有力なのはサンスクリット語で(baka)「無知」 or(moha)「迷妄」の音写「莫迦(ばくか)」「慕何(ぼか)」から転じたという説だ。
-
「無知」ー何も知らないから突き進む
-
「迷妄」ー道理がわからず事実でないことを事実だと思い込むこと
今まで常識を塗り替えてきた変革者たちは、まさにこんな人たちだったのではなかろうか。
『バカ』とひとことで言っても世の中には様々なタイプが存在する。本イベント「青春!バカサミット」で指す「バカ」のイメージは、独自の視点を持ち、多くの人とは異なるものに重きを置く歪(いびつ)な人たちを指す。
-
ひとつの物事を追求する「専門型バカ」
-
既存の仕組みに疑問を抱き(頼まれてもいないのに)勝手に取り組む「お節介型バカ」
-
類まれな才能を持った「天性型バカ」
-
何かをきっかけに頭角を現す「進化型バカ」
-
一見普通に見えるが、とてつもないポテンシャルを秘めた「潜在型バカ」など。
彼ら彼女らに共通するのは皆好奇心旺盛で後先を考えずに行動してしまうこと。常人が持ちえない着眼点と発想で、迷妄の先にうっかり偉業を成し遂げてしまう人もいる。そんな「愛すべきバカ」たちを、我らは親しみを込めて『大バカモノ』と呼ぶ。さらに、そのバカが所属する団体や企業を「先進バカ企業」と名づけている。
大義あるバカは遠くまで行ける
「青春!バカサミット」に登場する人や企業は、日本を代表するトップレベルの”突き抜けた大バカモノ達”。バカさ加減がリミッターを振り切って突き抜けた結果、世の中に変革を与える。本人たちは至って大真面目に取り組んでいるが傍から見たら(特に初期行動は)思い切りバカバカしく見えるのだ。
過去のイベントのなかで面白法人カヤックCEO 柳澤氏はこう語っている。「自分の信じたことをやり切る、これをやると世の中が良くなるといった大義があるバカは遠くまで行ける」すなわちバカ道を究めるには「大義」が必要なのだ。
先進バカに多くみられる傾向
またバカサミットに登壇する先進バカの人たちには以下のような傾向がみられる。
-
深く考えずに勢いとノリだけで行動する
-
物事のプライオリティが他人と異なる
-
大事なルールをうっかり破りがち
-
思い込みが激しい
-
変わり者、はみ出し者として扱われる
-
少数派であることを恐れていない
-
周りの意見をおろそかにしがち
-
没頭し過ぎて周りが見えない
-
ものすごく変態
-
危なっかしくて実に愚かである
-
周りから怒られる頻度高め
以上、登壇者すべてに当てはまる訳ではないが大バカものには上記のような傾向が強くみられる。ほかにも「自分はバカじゃないよ」「いたって普通だ」「なんで呼ばれたの?!」と主張する人が多いのも特徴のひとつだ。
バカか天才か
同時に「バカと天才は紙一重」と言われる通り、バカと天才を見分けることは非常に困難である。よってバカサミットには間違って「天才」が混じっている場合もある。青バカに登壇する者が「バカ」か「天才」かーーー。そのへんは会場に来た君に見極めてほしい。